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ショールームでAR・VR活用を実現するには

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ブランド認知の向上や顧客エンゲージメントの強化、推し進めたい他社との差別化など、さまざまな理由で作られる企業のショールーム。ここでは、近年導入が進むAR(拡張現実)やVR(仮想現実)といったデジタル技術をショールームに活用するメリットや注意点について、BtoC・BtoBに分けてご紹介していきます。

BtoC企業がショールームで
AR・VRを活用するメリット

理想のライフスタイルを擬似体験

BtoCショールームでは、消費者にブランドの世界観を直接体験してもらい、ファンになってもらうことが重要です。

住宅や家具、自動車といった高額商品において、VRによる空間シミュレーションを導入すれば、顧客は「自分が実際にその製品を使っている未来の暮らし」を鮮明にイメージできます。WEBやカタログだけでは描ききれない「理想のライフスタイル」を追体験してもらうことで、「この空間で過ごしたい!」というエモーショナルな購買意欲を強く刺激できるでしょう。

SNSや口コミによる拡散・PR効果

ただ製品を並べるだけでなく、AR技術を使ったフォトジェニックな演出や、インタラクティブ(双方向)な体験型コンテンツを設けることで、消費者向けのショールームは一変します。

訪問者が思わず「誰かに共有したい!」と感じるユニークな仕掛けを用意することで、訪問者自身がSNSを通じてブランドの魅力を自発的に発信してくれるようになり、口コミによる爆発的な認知拡大が期待できるようになります。

BtoCデジタル活用におけるデメリット

機材の操作に迷い、体験が途切れるリスク

一般消費者を相手にすると、ゴーグルやタブレットの操作に不慣れな方も多く、機材の扱いに戸惑って体験の満足度が下がってしまう場面もありますが、直感的なタッチパネルの導入や、専任スタッフがいなくても迷わない動線設計を事前に検討しておくと、消費者がスムーズに見学でき、感動体験を維持しやすくなります。

BtoCデジタル活用の事例

case 01.
エスエスケイフーズ株式会社
エスエスケイフーズ株式会社ショールーム

エスエスケイフーズ藤枝工場内のショールームです。会社の歴史や商品の魅力を、映像やインタラクティブなデジタルコンテンツを用いておもしろおかしく学べる場になっています。
ファンを増やしていく目的で、予算感や「楽しい」コンテンツを様々に提案し、そこから絞り込んで形にした事例です。

BtoB企業がショールームで
AR・VRを活用するメリット

企業間取引を目的としたBtoB向けのショールームにおいて、AR・VRといった先端技術の導入は、営業効果を劇的に高める強力な武器になります。

物理的制約を超えた「全商材」の展示

BtoB企業が扱う製品には、大型機械や精密機器、あるいはプラント設備のように、ショールームへ実物を持ち込むことが困難なものが数多くあります。

VR空間内に製品を等身大で再現すれば、スペースの広さに関係なく、あらゆる製品ラインナップを実物大で体感してもらうことが可能です。工場まで足を運ばずとも動作や使い勝手をリアルに得られるため、スペースや搬入コストを削減しつつ、営業効果を高めることは間違いありません。

「見えない技術」の可視化と理解促進

製品の内部構造や、高度なテクノロジー、目に見えないエネルギーの流れなどは、WEBやカタログ、あるいは製品の外観を見るだけではなかなか伝わりません。

タブレットやスマートグラスを用いたAR技術を活用し、実物製品に内部の仕組みや稼働シミュレーションを重ね合わせて「透視」させることで、自社の技術力や製品の優位性を一瞬で理解させることが可能になります。具体的な導入シーンを想定した提案により、製品導入への信頼感・安心感が増し、商談の促進にもつながります。

BtoBデジタル活用におけるデメリット

導入・更新コストが膨らみ費用対効果が見えにくい

高精度なAR・VRシステムは初期費用が高くなりやすく、製品仕様が変わるたびにコンテンツの更新費用がかかるリスクがありますが、汎用性の高いプラットフォームの選定や、自社でテキスト・数値を更新できる設計をあらかじめ組み込んでおくことで、長期的な運用コストを抑え、高い費用対効果を維持しやすくなります。

BtoBデジタル活用の事例

case 02.
株式会社ユーシン精機
株式会社ユーシン精機

産業用ロボットが一堂に会する京都のショールームです。大型装置の細かな動きや、実際の工場への配置イメージをデジタル技術を用いてシミュレーションできるようになっています。
「かなり多くの予約が入っており、稼働率が想定以上」となっており、商談数・契約数の増加に直結した成功事例です。

両方が得られる効果:
社員エンゲージメントと未来の可視化

ARやVRを活用して「自社の技術や製品が、社会のどこで、どのように役立っているのか」をバーチャルに可視化することは、社内に対しても大きな効果をもたらします。

現場の人は「何を作っているか」は理解していても、それが「人や社会のためにどう役立っているのか」がわからないということが、とくに製造業ではあるあるになっています。

ショールームを通じて自社の技術が未来を支えている姿を臨場感たっぷりに知ることで、現場で働く社員が改めて自分たちの仕事を可視化し、誇りを持つことができるようになります。結果として社員エンゲージメントの向上や、インナーブランディング、採用活動における学生へのアピールにも繋がっていきます。

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